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萩城下の古き雛たち

2月3日。今日は節分です。今日の天気は雨ですが暖かく、春が近いことを実感することが出来ます。

菊屋家住宅では、今日2月3日からお雛様の展示を始めました。

展示している雛飾りは、菊屋家に代々受け継がれてきたものです。
11代当主の長女の誕生を祝った「御殿雛」飾りは、明治期に作られたもので、
京都御所の紫宸殿を模して作られ、内裏雛や官女などの芥子雛の表情や仕草は愛らしく、御道具類は美しい蒔絵が施された精巧なものです。
毛利家の家紋「澤瀉」の入った御道具や菊屋家の「杏葉菊」紋の御道具もあり豪華な雛飾りとなっています。
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また、書院には約300年前の「享保雛」と円山応挙の長男の円山応瑞の雛の掛軸を展示しています。
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大正時代の「有職雛」平成時代の雛飾りも展示し、江戸時代から明治、大正、平成の
各時代の雛飾りをご覧いただけます。
「元禄踊り人形」「狆引き女官」など美しく健やかな成長を願う御人形も飾り、
華やかな展示となっています。大人になってからの雛飾りをお楽しみください。
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萩市内では、「萩城下の古き雛たち」として市内各所でお雛様を飾っています。
「萩城下の古き雛たち」
開催期間:平成31年2月3日~4月3日
展示会場:菊屋家住宅、旧久保田家住宅、萩。明倫学舎など全16施設

美しく華やかなお雛様が皆様のお越しをお待ちしています。




# by kikuyake-jutaku | 2019-02-03 10:57

菊屋家の雛飾り

大寒の時期、寒い日が続いていますが、梅の花が咲くなど春の息吹も感じられます。

まもなく2月。
萩市では、「萩城下の古き雛たち」として市内各所でお雛様が飾られます。

菊屋家住宅でも、2月3日から代々受け継いできたお雛様を展示します。
少しご紹介しましょう。
まず、書院では、「享保雛」と「円山応瑞」の雛の掛軸を飾ります。
主屋には、「御殿雛飾り」と「有職雛」を展示します。
この御殿雛飾りは御所の紫宸殿になぞらえた御殿に内裏雛と官女、楽人を飾ります。
その手前には美しい蒔絵の施された道具類を置き、豪華な雛飾りとなっています。
この他にも「元禄踊り人形」や「琴弾き人形」などお雛様にちなむ人形も飾り、
菊屋家住宅内は優しく華やかな雰囲気に満ち溢れます。
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御殿雛飾り
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有職雛と雛の掛軸
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琴弾き人形


「萩城下の古き雛たち」は、2月3日から4月3日まで。
菊屋家住宅でも、4月3日まで雛飾りの展示を行い、皆さまのお越しをお待ちしています。

# by kikuyake-jutaku | 2019-01-28 14:07

穏やかな新年を迎えました。

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は多くの皆様にお越しいただきありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上します。

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菊屋家住宅は、元旦10時から開館しました。
本年は、2月から江戸時代からのお雛様の展示や4月からの五月人形の展示、
また4月からは新緑が美しい新庭の特別公開等を予定するなど、
展示やしつらい等工夫し、皆様のお越しをお待ちしています。

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新年を迎え、書院庭園の紅梅がほころび始めました。本年が皆様にとって素晴らしい年になりますようにお祈り申し上げます。


# by kikuyake-jutaku | 2019-01-01 15:19

鏡餅飾り

今年もいよいよ残すところあと3日となりました。

菊屋家住宅では、今年も多くの皆さんにお越しいただきました。
ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。

新年を迎える準備を行っていますが、本日は、鏡餅を書院床の間と中の間の神棚に飾りつけしました。
書院の床の間には、昭和天皇御即位の際の萬歳旛を掛け、その前に鏡餅を飾り、兜に見立てた白い奉書を立てます。
鏡餅には萩地方に伝わる縁起物であるウラジロとユズリハを敷き、
重ね餅の上に昆布とスルメをのせ橙を置きます。
串柿は10個の柿となっており、両側の2個の柿はニコニコ、中の6個は仲睦まじくとの意味があるようです。
また、ホンダワラを乾燥させた神波草を上からのせたものとなっています。
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鏡餅を飾り、いよいよ新年を迎えます。

本年1年間いろいろお世話になりありがとうございました。
来年も、皆さまにお楽しみいただけるよう展示、企画等工夫してまいりたいと存じます。

皆さま、よいお年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます。




# by kikuyake-jutaku | 2018-12-29 16:34

門松づくり

いよいよ年の瀬も迫ってきました。
菊屋家住宅では、26日に恒例の古式門松を作成、飾りつけを行いました。
この門松は、江戸時代の民俗や風習に関する史料「難波鏡」等を参考に、江戸時代中期の門松を再現したものです。
門松は、黒松と赤松で一対となっており、長屋門入口に向かって右側に黒松を配置します。
松は、「三蓋の松」と呼ばれる三段に枝が分かれたものを使い、この枝から12本のクヌギの枝を円錐状に下ろし、
その上に藁縄を隙間なく巻いたものとなっています。12本のクヌギは一年12ヵ月を表すものです。
今年も黒松、赤松ともに枝ぶりのいい松が揃い、高さ2.3ⅿの門松が完成しました。
門松自体は、松と藁を使った質素なものですが、力強さと重厚さを感じさせてくれるものとなっています。
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長屋門入口に門松が完成しました
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向かって右側が黒松
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向かって左には赤松

このほか、館内では、書院床の間に江戸時代後期に活躍した羽様西崖(はざませいがい)の「蒼松壽色図」及び「色絵鶴籠置物」(伝野々村仁清作)や高の間に色鮮やかな繻子の色打掛を展示するなど、新年を迎えるしつらえとしております。

菊屋家住宅の年末年始は、
12月31日(月)をお休みとさせていただき、
お正月元旦10時から開館いたします。

# by kikuyake-jutaku | 2018-12-26 15:55