2018年 04月 13日
初夏 春の新庭の特別公開
樹々が一斉に芽吹き、新緑の美しい季節になりました。
この時期に合わせ、普段は非公開となっている菊屋家住宅新庭を特別公開します。
この庭は、面積約500坪の築山式枯山水庭園で、江戸、明治、大正、昭和にわたり作庭されたもので、
正面に築山を配し、枯瀧、枯流、枯池及び中島から構成される回遊式庭園となっています。
樹木は土塀際に高木を配し、針葉樹、常緑樹、落葉樹と色とりどりの配置となっており、正面は芝生となっています。
敷地内の明治32年の伊藤博文公の萩帰省の際に宿泊された「御部屋」、
東伏見宮妃殿下をお迎えするため昭和9年に新築された「新座敷」もご覧いただけます。
期間中の一部の土・日・祝日には、新庭をゆっくりご覧いただけるよう呈茶席も設けております。
新緑の中、爽やかな風とお抹茶をお楽しみください。
期間 平成30年4月28日(土)~6月3日(日)
呈茶 期間中の土・日・祝日(一部除く)11:00から16:00 一服500円(お菓子付き)


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by kikuyake-jutaku
| 2018-04-13 16:52
| 菊屋家住宅 催事情報
2018年 04月 09日
五月人形を展示します
菊屋家住宅では、4月10日から書院及び主屋で菊屋家に伝わる五月人形を展示します。
大鎧や兜など江戸時代、明治・大正・昭和期のそれぞれの時代の五月人形飾りです。
力強く、精巧に作られた鎧、兜や生き生きとした武者人形飾りをお楽しみください。
また、幕末から明治にかけて活躍した森寛斎の鍾馗図なども展示していますので併せてご覧ください。
期間 平成30年4月10日から6月上旬


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by kikuyake-jutaku
| 2018-04-09 14:38
| 菊屋家住宅 展示情報
2018年 02月 05日
菊屋家所蔵のお雛人形飾り
特別展示
期間 平成30年2月3日~4月3日
菊屋家所蔵の御殿雛や華やかな衣装人形や節句人形を特別展示します。
11代当主の長女の誕生を祝った御殿雛は芥子雛の表情や仕草、精巧な細工や
愛らしい御道具類など地方においては極めて珍しいものです。
また、300年前の享保雛や明治、大正、昭和の人形の移り変わりもご覧い
ただけます。
豪華で優美な世界をお楽しみいただけます。

御殿雛飾り

有職雛

牛車

琴弾き人形

狆引き官女

円山応瑞立雛図

享保雛
期間 平成30年2月3日~4月3日
菊屋家所蔵の御殿雛や華やかな衣装人形や節句人形を特別展示します。
11代当主の長女の誕生を祝った御殿雛は芥子雛の表情や仕草、精巧な細工や
愛らしい御道具類など地方においては極めて珍しいものです。
また、300年前の享保雛や明治、大正、昭和の人形の移り変わりもご覧い
ただけます。
豪華で優美な世界をお楽しみいただけます。







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by kikuyake-jutaku
| 2018-02-05 09:13
| 菊屋家住宅 催事情報
2017年 12月 30日
菊屋家の門松

江戸時代中期の門松を再現
今年も長屋門入口に江戸時代の様式を再現した門松を飾りました。
門松は、黒松と赤松の一対で、3段に枝の分かれたもの(三蓋の松と呼ぶ)を使います。この幹からそれぞれ一年12か月を表す12本のクヌギの枝を円錐状に下ろし、その上に藁縄を隙間なく巻いたものです。
西側のお城の方角に黒松を置き、閏年にはクヌギの枝を13本にするなど、江戸時代の民俗や風習に関する史料「難波鏡」(1680年)等を参考にして再現したもので、江戸時代中期の門松を再現したものです。
一対の松と藁縄を使ったとても簡素なものですが、質素な中にも力強さと時代の重さが感じられ、昭和59年に住宅の一般公開を始めた時から毎年の正月を迎える恒例となっています。
上段:藁縄を巻く前の12本のクヌギの枝 中段:菊屋家の家紋 下段:津守家の家紋



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by kikuyake-jutaku
| 2017-12-30 10:24
2017年 12月 17日
特別公開・戴文進筆「絹本着色春冬山水図」
菊屋家所蔵の国指定重要文化財(絵画)
戴文進は中国の明時代の画家である。明の画院に登用されようとしたがざん言のため妨げられて故郷の浙江省に帰り、盛んに作家活動を行った。いわゆる浙派の始祖となった。南宋画院の画風をいっそう烈しく強くした筆致で、山水・神像・走獣花果などを書き、ことに山水を描いては明時代第一との定評がある。
本図は双幅で、共に縦144.5cm、横79.0cmである。わが国にある戴文進筆の山水図のなかでも最佳品と評価されている。春景図は水辺の小閣に憩い、桃花を賞する人物等を画面の下方に小映し、巨松、遠山などを上部に配している。冬景図は騎馬と従者とを右下に小さく描き、雪におおわれたた土坡や岩石を画面いっぱいにおいている。四季山水図中の春冬二幅と思われる。/span>
平成29年12月11日(月)~12月26日(火)br>料金 大人600円(菊屋家入場料も含みます)


戴文進は中国の明時代の画家である。明の画院に登用されようとしたがざん言のため妨げられて故郷の浙江省に帰り、盛んに作家活動を行った。いわゆる浙派の始祖となった。南宋画院の画風をいっそう烈しく強くした筆致で、山水・神像・走獣花果などを書き、ことに山水を描いては明時代第一との定評がある。
本図は双幅で、共に縦144.5cm、横79.0cmである。わが国にある戴文進筆の山水図のなかでも最佳品と評価されている。春景図は水辺の小閣に憩い、桃花を賞する人物等を画面の下方に小映し、巨松、遠山などを上部に配している。冬景図は騎馬と従者とを右下に小さく描き、雪におおわれたた土坡や岩石を画面いっぱいにおいている。四季山水図中の春冬二幅と思われる。/span>
平成29年12月11日(月)~12月26日(火)br>料金 大人600円(菊屋家入場料も含みます)


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by kikuyake-jutaku
| 2017-12-17 17:01