菊屋家住宅この頃


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菊屋家の門松

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江戸時代中期の門松を再現

今年も長屋門入口に江戸時代の様式を再現した門松を飾りました。
 
 門松は、黒松と赤松の一対で、3段に枝の分かれたもの(三蓋の松と呼ぶ)を使います。この幹からそれぞれ一年12か月を表す12本のクヌギの枝を円錐状に下ろし、その上に藁縄を隙間なく巻いたものです。
 西側のお城の方角に黒松を置き、閏年にはクヌギの枝を13本にするなど、江戸時代の民俗や風習に関する史料「難波鏡」(1680年)等を参考にして再現したもので、江戸時代中期の門松を再現したものです。
 一対の松と藁縄を使ったとても簡素なものですが、質素な中にも力強さと時代の重さが感じられ、昭和59年に住宅の一般公開を始めた時から毎年の正月を迎える恒例となっています。

上段:藁縄を巻く前の12本のクヌギの枝 中段:菊屋家の家紋 下段:津守家の家紋 
       
       
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by kikuyake-jutaku | 2017-12-30 10:24


特別公開・戴文進筆「絹本着色春冬山水図」

菊屋家所蔵の国指定重要文化財(絵画) 

 戴文進は中国の明時代の画家である。明の画院に登用されようとしたがざん言のため妨げられて故郷の浙江省に帰り、盛んに作家活動を行った。いわゆる浙派の始祖となった。南宋画院の画風をいっそう烈しく強くした筆致で、山水・神像・走獣花果などを書き、ことに山水を描いては明時代第一との定評がある。
 本図は双幅で、共に縦144.5cm、横79.0cmである。わが国にある戴文進筆の山水図のなかでも最佳品と評価されている。春景図は水辺の小閣に憩い、桃花を賞する人物等を画面の下方に小映し、巨松、遠山などを上部に配している。冬景図は騎馬と従者とを右下に小さく描き、雪におおわれたた土坡や岩石を画面いっぱいにおいている。四季山水図中の春冬二幅と思われる。/span>

   平成29年12月11日(月)~12月26日(火)br>料金   大人600円(菊屋家入場料も含みます)


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by kikuyake-jutaku | 2017-12-17 17:01

    

菊屋家住宅の近況などをお伝えします。
by kikuyake-jutaku