2021年 12月 27日
恒例の古式門松、できあがりました
26日に恒例の古式門松を製作、飾りつけを行いました。
この門松は、江戸時代の民俗や風習に関する史料「難波鏡」等を参考に、江戸時代中期の門松を再現したものです。
門松は、黒松と赤松で一対となっており、長屋門入口に向かって右側に黒松(男松/おまつ)を配置します。
左側が赤松(女松/めまつ)になります。
松は、「三蓋(さんがい)の松」と呼ばれる三段に枝が分かれたものを使い、この枝から12本のクヌギの枝を円錐状に下ろし、
その上に藁縄を隙間なく巻いたものとなっています。12本のクヌギは一年12ヵ月を表すものです。


by kikuyake-jutaku
| 2021-12-27 13:44