2018年 12月 29日
鏡餅飾り
菊屋家住宅では、今年も多くの皆さんにお越しいただきました。
ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。
新年を迎える準備を行っていますが、本日は、鏡餅を書院床の間と中の間の神棚に飾りつけしました。
書院の床の間には、昭和天皇御即位の際の萬歳旛を掛け、その前に鏡餅を飾り、兜に見立てた白い奉書を立てます。
鏡餅には萩地方に伝わる縁起物であるウラジロとユズリハを敷き、
重ね餅の上に昆布とスルメをのせ橙を置きます。
串柿は10個の柿となっており、両側の2個の柿はニコニコ、中の6個は仲睦まじくとの意味があるようです。
また、ホンダワラを乾燥させた神波草を上からのせたものとなっています。

本年1年間いろいろお世話になりありがとうございました。
来年も、皆さまにお楽しみいただけるよう展示、企画等工夫してまいりたいと存じます。
皆さま、よいお年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます。
by kikuyake-jutaku
| 2018-12-29 16:34